Q2入社する動機、きっかけは？

もともと監査法人で定年まで勤め上げることは考えておらず、専門家として地元広島の地域経済に貢献したい、様々な会社に関わっていきたい、という思いがありました。

監査法人に在籍中様々な場面に立ち会い、コンサルやアドバイザリーともに協業してきた中で気づいたことは、実際にはコンサル等は東京や大阪といった都市部の専門家に任せていることが多い、ということです。
地方にも専門家はたくさんいるのになぜ地方で完結できないのか。もちろん、情報量などの関係から都市部のコンサル等に任せることの有用性もあると思いますが、内容的に地方の専門家で役務提供可能な業務まで、都市部の専門家に依存してしまっているのではないか。

そこで私は、独立してこれらの業務を自分でできないだろうかと考えたのですが、そこまで自分の能力に自信が持てない、加えて営業センスゼロ（笑）を自覚していたこともあり、独立に向けての一歩が踏み出せずにいました。

そんなとき、弊社代表の藤井から声がかかりました。
ビズリンク・アドバイザリーについては事業再生支援やDDを行っている会社という程度の認識で、会社について詳しくは知りませんでしたが、監査法人時代の評判もよく信頼のおける会社だという認識はあり、地元広島の専門家として地域経済に貢献するこができるのではないか、これまでの経験や実績を共有しながら共に成長できるのではないかと思いました。

藤井とは監査法人時代に１年程度ではありましたが、共に業務に携わった経験もありましたし、時期的にも私の中でのタイミングとぴったりハマりましたので（笑）、ビズリンク・アドバイザリーにジョインすることになったわけです。

Q4現在の業務、やりがいは？

現在の業務は、事業再生支援を中心に、財務デューデリジェンス、財務会計PMI（買収後の買収対象会社の決算早期化、会計基準の統一、連結決算対応）などを行っています。株価算定もありますし、ビズリンクグループのクレジオ・パートナーズ株式会社と一緒に業務を行うこともあります。

事業再生支援におけるモニタリング以外は、基本的にはスポット業務になります。事業再生支援で難しいのは、スポット業務であるものの支援先の環境によってスムーズに進まないことが多々あるということです。寄り添い続けられる力が必要になります。また将来に向けて方向性を指し示すという意味では、事業の理解とコミュニケーション能力が必要になります。やりがいとすれば、この辺りの難しさがクリア出来たときということになります。
入社前にはあまり想定していませんでしたが、意外に上場会社に係る業務があります。財務会計PMIは上場会社が非上場会社を買収した際に発生しますし、クレジオ・パートナーズとの業務も上場会社が絡むときがあります。この際には監査法人時代の経験が大きく生きてきます。

執行役員の立場としては、内部的な管理や対外的な戦略も執行役員間で協議しています。
また過去からの実績と信頼を崩さないために品質管理には注意を払っており、全案件、成果物のレビューを行い、組織としてチェックできる体制を構築しています。